【2024年12月】3GBの格安sim比較まとめ!料金や通信速度含む項目別のおすすめは?

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コストを重視する方や初めての方に、人気のデータ通信量を抑えた3GBプラン。

ゲームや動画などスマホで利用できるサービスは続々と増えていますが、実はスマホ利用者の半数以上が月に3GB以下のデータ通信量で済んでいるというデータもあります。

毎月ギガが余分に残ってしまうなら、データ通信量の少ないプランに抑えて、月々の利用料も抑えるのがもちろん良いですよね。

しかし、格安SIMが提供するそれぞれのプランを比較するのは一苦労。

この記事では、格安SIMの3GBプランを料金や通信速度など項目別に比較し、特徴やメリットをわかりやすく紹介します。

以下の表では、この記事で紹介している3GBプランの格安SIMを簡単に比較しています。各SIMの詳しい情報は記事内で確認できますので、興味がある方は読み進めてみてください。

格安SIM 3GBプラン料金 特徴
HISモバイル 770円 コスパ良く、通話料金も安い
NUROモバイル 792円 利用開始月は基本料金0円
LinksMate 902円 ゲームやSNS利用がデータ節約

どのプランが自分にぴったりなのか、この記事でぜひ見つけてください。

目次

目的別!月3GBプランがある格安SIMの料金一覧

それでは早速、月3GBプランがある格安SIMをそれぞれの目的別にご紹介します。

料金を比較して安い格安SIM トップ3

3GBプランの月額料金を比較したときに安い格安SIM TOP3はコチラです。

格安SIM 3GB料金(税込) 特徴
1 HISモバイル 770円
  • 大手旅行会社HISが提供する格安SIM
  • ドコモとソフトバンク回線から選べる
  • 0.1GB~30GBまでプランが豊富
  • 通話料金が割安
2 NUROモバイル 792円
  • ソニーグループが提供する格安SIM
  • 利用開始月は基本利用料0円
  • 大手通信会社の中から回線を選べる
  • 0.2GB~40GBまで容量が幅広い
3 LinksMate 902円
  • サイバーエージェントグループが運営する格安SIM
  • カウントフリーオプションでゲームやSNSなどのデータ通信が90%オフ
  • ゲーム内で特典が貰える

どの格安SIMも豊富にプランが選択でき、最小100MBから最大1TBまで用意されています。

3GB料金が700円台からで割安過ぎて不安な方もいるかもしれませんが、どの企業も優良格安SIMで満足度は高いのが特徴です。

中でも「NUROモバイル」は、通信料がかなり安いにも関わらず、大手通信会社の回線を選んで使用するため、通信速度とバランスが良いので特におすすめです。

HISモバイルの特徴

HISモバイルロゴ

引用元:HISMobile公式

HISモバイルは、大手旅行会社HISが提供する格安SIMで、料金の安さと多彩なプランが特徴です。

利用回線はドコモとソフトバンクから選択可能で、ユーザーは自身のニーズに合わせたプランを柔軟に選べます。

料金面では3GBプランが月額770円と非常に低価格で、特にドコモ回線を利用する「自由自在290プラン」はデータ使用量に応じて料金が変動するのが特徴。

1GBの利用なら550円、100MB未満なら月額290円というお得な設定ができるプランがあり、通話料も30秒あたり9円と大手キャリアの半額以下なのに専用アプリ不要で利用ができます。

大容量プランやかけ放題プランも充実しており、20GBプランは2,190円なのに加えて、5分かけ放題が無料で使えるなど、コストパフォーマンスの高さも魅力です。

コストを抑えたいユーザーに最適なSIMといえるでしょう。

自由自在290プランなら月額290円~

NUROモバイルの特徴

NUROモバイルトップ

引用元:NUROMobile公式

NUROモバイルは、ソニーグループが提供する格安SIMで、料金の安さが大きな魅力です。

特に「VSプラン3GB」は月額792円で利用でき、日常的にデータ通信量が少ないユーザーや、Wi-Fi環境が整っている人に最適と言えます。

また、利用開始月は基本料金が無料なので気軽に試せる点も特徴的ですが、ドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応しており、どの回線を選んでも料金は同一というのも魅力です。

大容量プランの「NEOプラン」では、SNS利用時の通信量がノーカウントになる「NEOデータフリー」機能が付いており、SNSをよく使うユーザーにとっても◎。

余ったデータ容量は翌月に繰り越せるため無駄なく利用でき、プランの変更や解約も自由に行えるので、さまざまなニーズに柔軟に対応できる格安SIMといえます。

プランの変更・解約も自由自在!お試しプラン月額330円~

LinksMateの特徴

LinksMateトップ

引用元:LinksMate公式

LinksMateは、ゲームやSNSを頻繁に利用するユーザーに最適な格安SIMです。

特に「カウントフリーオプション」が特徴的で、対象となるゲームやSNSの通信量が90%以上オフ。速度制限がかかっても高速通信を維持できます。

このオプションは月額550円で利用でき、240以上のゲームや主要SNSが対象となっています。

料金プランも多彩で、100MBから1TBまで38種類のデータプランが用意されており、最小プランは月額165円、3GBの音声通話付きプランは902円と価格設定はリーズナブル。

また、ゲーム連携をすると特典をもらえる仕組みもあり、料金を抑えたい人だけでなくゲーム好きにとっても魅力的な格安SIMです。

通信速度を比較して早い格安SIM トップ3

通信速度を比較した時に、早い通信ができる格安SIM TOP3はコチラです。

# 格安SIM 3GB料金(税込) 特徴
1 Y!mobile 2,365円
  • ソフトバンクが提供する格安SIM
  • 3GBプランはないものの4GBプランで余裕を持てる
  • 家族割やおうち割など割引を適用できれば安く済む
2 LINEMO 990円
  • LINEが提供する格安SIM
  • LINE利用時はデータ通信を消費しない
  • ソフトバンク回線利用で安定した通信
3 楽天モバイル 1,078円
  • 楽天が提供する格安SIM
  • 3GBを超えても自動的にプランが変更され通信制限がかからない
  • 専用アプリを使用すれば通話料金がかからない
  • 独自回線とau回線利用で幅広いエリアで安定した通信ができる

Y!mobileは、基本料金は他の格安SIMに比べて割高ですが、家族やネットと一緒に利用できれば1,078円まで料金を抑えられます

割引を適用できれば安いのが売りの格安SIMと同等の料金で利用でき、どの格安SIMよりも高速で安定した通信が得られるので特におすすめです

Y!mobileの特徴

Y!mobileロゴ

引用元:Y!mobile公式

Y!mobileはソフトバンクが運営するサブブランドで、同じ回線を使って高品質な通信を提供しています。

料金プランはシンプルに小・中容量向けに特化し、料金設定は6GBプランが月額2,365円と格安SIMの中では高めですが、家族割やPayPayポイント還元などを活用すればお得に利用もできます。

全国に多くの実店舗があり、サポートも充実しているため、初心者やシニア層にも安心して利用できるのが特徴です。

サービス充実!月額2,365円~

LINEMOの特徴

LINEMOトップ

引用元:LINEMO公式

LINEMOはソフトバンクが提供するオンライン専用の格安プランで、LINE使用時のデータ消費がゼロになる「LINEギガフリー」が最大の特徴です。

料金は3GBで月額990円からと非常にリーズナブルで、30GBのプランでも2,970円とコストパフォーマンスが高いのも◎。

また、通信品質はソフトバンク回線を利用しているため安定しており、格安SIMにありがちな通信速度の低下が少ないのもポイント。

LINEを頻繁に使う人や、シンプルでお得なプランを探している人に最適ですが、データ繰り越しがない点や、店舗サポートがないことには注意が必要です。

「LINEギガフリー」ならLINE使い放題!3GB月額990円~

楽天モバイルの特徴

楽天モバイルは月額料金がシンプルで、3GBまで1,078円、データ無制限でも3,278円とお手頃価格が魅力です。

さらに専用アプリRakuten Linkを使えば、国内通話は無料で利用できます。

楽天ポイントも貯まりやすく、支払いに充当可能なため、楽天経済圏を活用しているユーザーには特にメリットが大きいのがポイントです。

ただし、通信の繋がりやすさに課題があり、特にプラチナバンドが割り当てられていないため、ビル内や地下では電波が不安定な場合も。

また、専用アプリを使わないと通話料金がかかる点や、iPhone利用時の一部機能の不便さも注意は必要です。

楽天モバイルはコストパフォーマンスの高さが際立ちます。

月額料金のシンプルさと、データ無制限プランの手頃な価格は、データ使用量が多い方や通信費を抑えたい方にとって大きな魅力です。

コストを抑えつつ、多彩な機能やポイント制度をうまく活用できる楽天モバイルは、スマートな選択肢としておすすめですよ。

国内通話誰でも無料!月額1,078円~

オプションが豊富な格安SIM 3選

オプションが豊富に選べてカスタマイズ性が高い格安SIMはコチラです。

格安SIM 3GB料金(税込) オプション 特徴
mineo 1GB 1,298円
5GB 1,518円
10分以内かけ放題 550円
国内通話かけ放題 1,210円
  • 関西電力グループのオプトが提供する格安SIM
  • 大手通信会社の回線から選べる
  • 余ったギガをシェアできる
IIJmio 2GB 850円
5GB 990円
5分以内のかけ放題 500円
10分以内のかけ放題 700円
国内通話かけ放題 1,400円
  • インターネットイニシティブが運営する格安SIM
  • セット購入できる端末が豊富
  • 5G対応で料金がかからない
LINEMO 990円 5分以内のかけ放題 550円
国内通話かけ放題 1,650円
  • LINEが提供する格安SIM
  • LINE利用時はデータ通信を消費しない
  • ソフトバンク回線利用で安定した通信

mineoはデータ通信が最安の部類の格安SIMと比べると多少高いですが、通話オプションが他よりも格段に安く、通話をよく使う人におすすめです。

また、日常的にLINEで通話するならLINEMOもお得に利用できますよ。

mineoの特徴

mineoトップ

引用元:mineo公式

mineoは、関西電力グループが運営する格安SIMで、データ無制限を希望する方や日中のスマホ利用が少ない人などターゲットの幅が広いのが特徴です。

特に「マイそく」プランでは、最大1.5Mbpsの速度でデータ無制限が月額990円から利用可能。
料金プランは「マイピタ」と「マイそく」の2つがあり、1GBから20GBまで幅広い選択肢が揃っています。

また、店舗サポートがあり、直接相談が可能な点もmineoの強みである一方で、通信制限時の速度が遅い(200kbps)点や、小容量プランの価格が他社に比べて割高というデメリットも。

キャリア決済に対応していないプランがある点も、注意が必要です。

しかし、mineoはユーザー同士の助け合いを促進する「フリータンク」や、余ったデータ容量を翌月に繰り越せる「パケットシェア」など、独自のサービスを提供しています。

これらのサービスにより、ユーザーはデータ通信を柔軟に活用でき、コストパフォーマンスの高い利用が可能です。

誰でもぴったり!データ容量1GB月額1,298円~

IIJmioの特徴

IIJmioトップ

引用元:IIJmio公式

IIJmioは知名度はあまりありませんが、安定した通信ができる格安SIMで、2GBから50GBまで幅広いデータ容量を提供しています。

2GBプランは月額850円から利用可能なリーズナブルさが魅力。

また、5G通信が無料で利用でき、データシェアやeSIMにも対応しているため、家族で容量をシェアできたり、デュアルSIM運用が可能な点も特徴です。

一方で、平日のお昼の時間帯に通信速度が遅くなることや、実店舗がないためサポートがオンラインや電話に限られるというデメリットも。

支払い方法がクレジットカードのみという点も注意が必要です。

IIJmioは、通信コストを抑えたい人や、家族でデータをシェアしたい人、安定した通信を求める人に向いていますが、通信速度を重視する人には不向きかもしれません。

しかし、IIJmioは老舗の格安SIMとして多くのユーザーに支持されています。

専用アプリ「クーポンスイッチ」を使って高速・低速通信を切り替えることで、データ容量を節約することも可能です。

また、低速通信時でもバースト転送機能により、ウェブサイトの閲覧が快適に行える点も魅力。

さらに、家族間の通話料金が割引される「ファミリー通話割引」や、複数回線でデータ容量を共有できる「データシェア」機能など、家族での利用に適したサービスも充実しています。

これらの特徴から、IIJmioはコストパフォーマンスに優れた格安SIMとして、多様なユーザーのニーズに応えています。

少容量から大容量まで!2GB月額850円~

LINEMOの特徴

LINEMOトップ

引用元:LINEMO公式

LINEMOはソフトバンクが提供するオンライン専用の格安プランで、LINE使用時のデータ消費がゼロになる「LINEギガフリー」が最大の特徴です。

料金は3GBで月額990円からと非常にリーズナブルで、20GBのプランでも2,970円とコストパフォーマンスが高いのも◎。

また、通信品質はソフトバンク回線を利用しているため安定しており、格安SIMにありがちな通信速度の低下が少ないのもポイント。

LINEを頻繁に使う人や、シンプルでお得なプランを探している人に最適ですが、データ繰り越しがない点や、店舗サポートがないことには注意が必要です。

さらに、LINEMOは契約後も無料でプラン変更が可能で、ユーザーの利用状況に応じて柔軟に対応できます。

また、オンラインサポートも充実しており、公式サイトのFAQやチャットサポートを通じて疑問点を解消できますよ。

このような点から、LINEMOはコストパフォーマンスに優れた選択肢として、多くのユーザーに支持されています。

「LINEギガフリー」ならLINE使い放題!3GB月額990円~

実店舗などのサービスが期待できる格安SIM 3選

スマホや手続きが不安な場合にサービスが期待できる格安SIMはコチラです。

格安SIM 3GB料金(税込) サービス 特徴
irumo 2,167円 実店舗が豊富
  • ドコモのキャリアを利用した回線
  • 少ないデータ通信のプランが豊富
  • オンライン手続きなら手数料不要
  • 割引を適用できれば安く済む
Y!mobile 2,365円(4GB) 実店舗が豊富
  • ソフトバンクが提供する格安SIM
  • 3GBプランはないものの4GBプランで余裕を持てる
  • 家族割やおうち割など割引を適用できれば安く済む
UQmobile 2,365円(4GB) 実店舗が豊富
  • auが提供する格安SIM
  • 3GBプランはないものの4GBプランで余裕を持てる
  • 家族割や自宅セット割を適用できれば安く済む

どの格安SIMも実店舗があると多少料金は高くなる傾向にありますが、インターネット回線や家族と一緒に使えば割引きを適用して1,000円前後で利用できます

インターネット回線や家族と同時に使おうと考えている人にとっては、大手キャリアで通信速度やサービスも安定しているため、どの格安SIMよりもおすすめです。

irumoの特徴

irumoトップ

引用元:irumo公式

irumoは、ドコモの低容量プランに特化した格安プランで、0.5GBプランが月額550円から利用可能な点が大きな特徴です。

ドコモ光やhome5G契約者は割引が適用され、さらにお得になりますが、セット割を利用できないと格安SIMの中では割高の部類に入ります。

通信品質はドコモ回線を使っているため安定しているものの、混雑時には速度制限がかかりやすいというデメリットも。

また、データの繰越ができず、家族間通話が無料にならないため、ライトユーザー向けのサービスと言えます。

Y!mobileの特徴

Y!mobileロゴ

引用元:Y!mobile公式

Y!mobileはソフトバンクが運営するサブブランドで、同じ回線を使って高品質な通信を提供しています。

料金プランはシンプルに小・中容量向けに特化し、料金設定は6GBプランが月額2,365円と格安SIMの中では高めですが、家族割やPayPayポイント還元などを活用すればお得に利用もできます。

全国に多くの実店舗があり、サポートも充実しているため、初心者やシニア層にも安心して利用できるのが特徴です。

サービスが充実!月額2,365円~

UQmobileの特徴

UQモバイルロゴ

引用元:UQmobile公式

UQモバイルはauのサブブランドとして、安定した通信速度と充実したサポート体制なのが特徴です。

料金プランは4GBをはじめ最大20GBまで利用でき、自宅セット割を適用すれば月額1,078円から利用可能ですが、他の格安SIMと比較すると基本料金は少し割高な料金設定です。

また、サブブランドのためau回線のみを提供しており、選べるプランの種類が少なく、データ無制限プランやデータ専用SIMがないというデメリットも。

通話に関しては、10分間かけ放題がついたプランもあり、特に通話を多く使うユーザーにとっては魅力的です。

割引きを適用すれば、月額1,078円から!

3GBって実際どれくらい使える?できることの目安

あまりデータ通信をしないからといっても、やはり3GBは通常のスマホユーザーにとって少し心配になる数字ですよね。

そこで、3GBでできることの目安を表にしましたので参考にしてみてください。

利用内容 1時間あたりのデータ消費 3GBでできる総量
Webページ閲覧 100MB 10,000ページ前後
SNS閲覧 100MB 10,000ページ前後
動画視聴(高画質) 1GB 3時間
動画視聴(低画質) 500MB 6時間
音楽 60MB 750曲
ビデオ通話(LINE) 300MB 10時間

このように、普通にWebの閲覧や音楽を聴く分には十分だということが分かるため、3GBは動画を見なければ十分な数字です。

3GBプランを検討している人は、今一度ご自身がどんなときにスマホを使っているのかを考えてみましょう。

データ容量ごとにどのような人におすすめなのかも以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

データ容量 おすすめな人
1GB スマホでゲームやネットをあまりしない
連絡用としてスマホを持っている
Wi-Fi環境でのみ動画を見る
3GB そこそこネットやSNSの閲覧をする
動画をあまり見ない又はWi-Fi環境下でのみ見る
5GB ネットやSNSを積極的に使うことが多い
動画をたまに見る
10GB ネットやSNSをかなり積極的に使う
動画をそこそこ見る
20GB以上 自宅にWi-Fi環境がない
ネットやSNSをかなり積極的に使う
動画をよく見る

3GBプランの格安SIMを選ぶ際に注目しておきたいポイント

ここからは、3GBのプランを選ぶ際に価格以外に注目したいポイントについて解説します。

  • 通信に繋がりにくさがないか
  • 3GBを超えた時の速度と料金がどうなるか
  • 余ったギガはどうなるか
  • キャンペーンなどがあるか
  • 端末の購入が必要か

それぞれ詳しく解説していきましょう。

通信に遅延や繋がりにくさがないか

大手通信会社と違い、格安SIMはキャリアによって通信速度に大きな違いがあるため、キャリアによっては時間帯などで通信がすごく遅い場合も少なくありません

料金が安く抑えられても、スマホが繋がりにくかったり、電波が届かなかったら本末転倒です。

公式ホームページなどには、理論上の最大通信速度がよく掲載されていますが、ユーザーが実際に使うときの数値ではないためご注意を。

例えば「みんなのネット回線速度」では、ユーザーがそれぞれ計測している数値を掲載しており、実際のところの通信速度を確認できます。

そういったサイトや口コミの「実際の所はしっかり早く繋がるのか」の情報を参考に各キャリアの通信速度を判断しましょう。

3GB超えた時の速度と料金がどうなるか

通信の遅延や繋がりにくさと同様に、3GBを超過した場合の速度制限もキャリアで大きな違いがあります

例えば、ほとんどのキャリアで速度制限時は128~200kbpsなのに対して、UQmobileでは1Mbpsの速度が保たれます。

128kbpの目安としては、Webブラウザを開くのに10秒程度、GoogleMapでは1分前後、動画は止まってそもそも見られない可能性があります。

200kbpなら、128kbpよりもほんの少し早くなるくらいでしょう。

また、UQmobileの中のプランによっても速度制限された際の通信速度が「300kbp」と「1Mbp」の2タイプに分かれています。

300kbpなら低画質の動画を止まらずに見られますし、1Mbpならそこそこ通信は安定感があるため、通信速度制限がかかってもWeb閲覧などを行うぶんには少しの違和感だけで使用できます。

追加ギガの購入は、どのSIMでも追加料金を支払えばできますが、毎月補充されるギガよりも割高の傾向です。

月の途中でギガを購入することにならないようなプラン選びが必要ですが、楽天モバイルなど使用量で速度が変化するタイプの格安SIMでは速度制限をされることがないため、選択肢に加えるのも良いかもしれません。

余ったギガはどうなるか

3GBのデータ容量でスマホを利用する少量ユーザーにとって、使い切れなかったギガの扱いは料金の節約に大きく関わる非常に大きな要素です。

旅行やお出かけなどでデータ使用の起伏が激しく、データ使用量が月ごとに大きく変動した場合でも、安心してスマホを利用することができます。

ただ、幸いなことに多くのキャリアではデータの繰り越しサービスに対応しており、使い切れなかったギガを翌月に持ち越せることが一般的

しかし、繰り越されたデータ通信量は翌月末までが使用期限となるケースがほとんどです。

そのため、翌月にギガを使い切らなければ、繰り越されたデータは消滅してしまうので、注意しましょう。

キャンペーンなどがあるか

格安SIMに切り替える際にキャンペーンを利用すれば、すでにお得な格安SIMがさらに料金を抑えられるため、移行先のキャリアがキャンペーンなどを行っていないかチェックしましょう。

たとえば各格安SIMでは、以下のような乗り換えキャンペーンを行っています。

格安SIM キャンペーン名 内容
楽天モバイル Rakuten最強プラン SIMのみ乗り換え(MNP) 他社からの乗り換えで14,000ポイント還元
Y!mobile ワイモバ SIM契約キャンペーン(ワイモバイル10周年大感謝祭) 他社からの乗り換えで、指定プランとオプション加入で最大20,000円相当のPayPayポイント還元
NUROモバイル バリュープラスお乗り換え特典 他社から音声SIMプランへの乗り換えで最大3ヶ月間月額料金割引
LINEMO LINEMOベストプラン 基本料最大6カ月分PayPayポイントで全額戻ってくるキャンペーン 他社から乗り換えでベストプランに申し込みで12,540円相当のPayPayポイント還元
UQmobile UQ mobile SIMデビューキャンペーン SIMのみ契約で他社から乗り換え、指定プランとオプション加入で10,000円相当のau PAY残高還元
ahamo 不定期開催エントリー特典 他社からの乗り換えでエントリー後、5,000〜20,000ポイントのdポイント還元

格安SIMには、乗り換えや新規での契約が条件になっているキャンペーンが多いので、検討中の格安SIMがキャンペーンを行っていないかは必ずチェックしましょう。

端末の購入が必要か

格安SIMに乗り換えと同時に機種変更もしたいと考えている人は、乗り換え先の格安SIMに希望の機種があるかチェックしましょう。

格安SIMでは、取り扱いのある機種が少なかったり、型落ちのものしかラインナップしていない場合も多々あるため、お目当ての機種がキャリアで対応していないことも。

格安SIMで最新機種をゲットというのは難しい場合も多いですが、機種はそのままSIMだけ乗り換えることもできますので安心してください。

店舗があるキャリアの場合は、店舗で契約手続きをすればSIMカードをゲットできますが、格安SIMの場合は基本的にオンラインで手続きを行うキャリアも多いです。

オンラインで手続きの場合、申込みから2~4日程度で申し込んだキャリアのSIMカードが届き、自分でカバーを差し替えることになります。

新しい端末を購入しても、していなくても初期設定を自分で行わなければならないので、格安SIMにする場合は多少はスマホの操作ができるのは必要です。

格安SIMに乗り換える際に知っておきたい注意点

ここからは、格安SIMに乗り換える際の注意点について解説します。

  • 実店舗が少ない
  • 通信速度にばらつきがある
  • キャリアメールを使用なら別途料金がかかる

それぞれ詳しく解説していきましょう。

実店舗が少ない

格安SIMの月額料金が安いですが、手続きをネット上のセルフで行うことも多いため、手続きが分からない場合やスマホの操作ができなくても店舗によるサポートを期待できません。

分からなくても自分で検索して進められる人なら良いですが、スマホの操作すら全然分からない人には格安SIMはあまりおすすめできません

とはいえ、チャットやオペレーターで質問できる環境にある格安SIMも多いので、普通にスマホを操作できる人はあまり身構える必要はないでしょう。

通信速度にバラつきがある

通信会社によって、やはり通信速度にはバラつきがあります。

特に格安SIMの場合、どのキャリアも大手通信会社の通信を間借りしているため、混雑時には通信が遅くなりやすいです。

irumo・UQモバイル・Y!mobileは、それぞれドコモ・au・ソフトバンクのサブブランドのため通信の速度や強度は強い傾向にあります。

他の格安SIMより基本料金は高めに設定されていますが、割引を活用できれば他の格安SIMと同等の価格で利用できるためおすすめです。

キャリアメールを使用なら別途料金がかかる

どの格安SIMでも、大手通信会社のキャリアメールアドレスを持ち込みできますが、別途100円~500円のメールアドレス持ち込み料金が毎月かかります

持ち込み料金が高いわけではありませんが、せっかく安くなったスマホ料金が少しでも高くなるのがイヤな人は覚えておいてください。

格安SIMで3GBプランにする際のよくある質問

ここからは、格安SIMの3GBプランでよくある質問についてお答えしていきましょう。

  • 3ギガで十分足りる?
  • 3GBプランで500円の格安SIMは実際ある?
  • 3GBでゲームや動画はどれくらい可能?

3ギガで十分足りる?

3GBでも十分足りる人は多いでしょう。

実際に、スマホユーザーの5割以上が3GBプラン、もしくはそれ以下のデータ容量が少ないプランを利用しています。

家にWi-Fi環境があるなら、外出先でそこそこ使っても自宅に帰ればギガを消費しないため、3GBで事足りる人は多いです。

外出先での動画視聴にさえ気を付ければ、3GBはすぐになくなるデータ通信量ではありません

3GBプランで500円の格安SIMは実際ある?

3GBで500円台の格安SIMは、音声通話なし・データ通信のみのプランなら「LinksMate」と「HISモバイル」から提供されています。

LinksMate 550円(税込)
  • データ通信のみ
  • SMS機能+データ通信なら682円(税込)
HISモバイル 580円(税込)
  • データ定額2.0プラン
  • データ通信のみドコモ回線使用時のみ
  • SMS機能追加で+154円(税込)

音声通話を含めると、3GBプランで最安は「LinksMate」の770円なので、500円というスマホはありません

3GBでゲームや動画はどれくらい可能?

スマホゲームで消費するギガの量はゲームによって違いますが、1時間平均で1MBから60MBほどで、パズルゲームなどではデータ通信をあまり行わないためほとんどギガを消費しません。

一方で、対戦型のアクションゲームや高画質グラフィックのRPGなどでは1時間100MBほど消費することも。

プレイするスマホゲームによってデータ使用料の振り幅は大きいですが、ゲームで3GBはすぐになくなるような容量ではありません。

ただ、動画の場合は低画質の設定をしていても1時間で500MBほど消費し、6時間ほどで3GBがなくなってしまいます

動画では少し見るだけでギガを消費して3GBはあっという間になくなるため、3GBプランユーザーにとって外出先での動画視聴は禁物です。

まとめ

今回は、格安SIMの3GBプランの比較や3GBでできることについて解説しました。

今回のポイント
  • 3GBプランはコストを重視するユーザーや初心者に最適で、データ通信量の少ないプランで月々の利用料を抑えられる
  • 多くのスマホユーザーは月に3GB以下のデータ通信量で済んでいるため、無駄な容量を契約するよりも3GBプランで十分
  • HISモバイル・NUROモバイル・LinksMateが料金面で特にお得で、3GBプランの料金はそれぞれ税込770円・792円・902円とリーズナブル。
  • HISモバイルの通話料金は30秒9円と大手キャリアの半額以下で、コストパフォーマンスが高い
  • NUROモバイルは、ドコモ、au、ソフトバンクの3回線に対応しており、初月は基本料金が無料で、柔軟なプラン変更が可能。
  • LinksMateは、ゲームやSNS利用時のデータ通信が90%オフになるカウントフリーオプションが特徴的で、ゲーム連携で特典がもらえる
  • 3GBプランを選ぶ際は、通信速度の安定性やデータ繰り越しができるかどうかが重要なポイントだが、多くのキャリアがデータ繰り越しに対応している
  • キャンペーンや割引を活用すると、さらにお得に格安SIMを契約できるため、格安SIMの乗り換え時には必ずチェックすべき
  • 実店舗が少ない格安SIMが多いため、サポートを受けたい場合はオンライン対応が必要で、手続きに不安がある場合は事前に確認が重要

3GBプランは、家にWi-Fi環境がある人にとって、多すぎず少なすぎないちょうどいいサイズのデータ通信量だと言えます。

しかし、料金の安さだけに囚われると、通信速度の遅さやサービスの悪さなどで使いにくさを感じることもあります。

今回ご紹介した内容を含め何を重視したいかを考えつつ、ご自身に合った格安SIMをぜひ選んでみてください。

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