この記事ではauからドコモへのスムーズな乗り換え方法や注意すべき点、乗り換えを成功させるためのコツを紹介します。
手順 | 詳細 |
---|---|
MNP予約番号の取得 | ・My au、auショップ、または電話で取得可能 ・予約番号は15日間有効 |
SIMロック解除 | ・My auからオンラインで手続き(無料) ・店舗で手続きの場合、手数料が3,300円(税込) |
ドコモへ申込み | ・MNP予約番号を使用して、ドコモでの契約を開始 ・オンライン申込みで事務手数料が無料 |
特に、キャンペーンの活用や料金の比較など、後悔しないためのポイントを丁寧に解説していますので、ぜひ参考にしてください。
4つの料金プランから選べる
auからドコモへの乗り換えのやり方
auからドコモへの乗り換えは、機種をそのまま使う場合や電話番号を変えない場合の方法に分けられます。
本記事では、その手続きについて詳しく解説します。
- 機種をそのままで乗り換える場合
- 電話番号をそのままで乗り換える場合
機種をそのままで乗り換える
auの端末をそのままでドコモでも使いたい場合は、SIMロックの解除が必要です。
SIMロックとは、特定の通信会社でしか使用できないように設定された制限のことをいいます。
2021年10月1日以前に発売された端末をauで購入した場合、このSIMロックが設定されているため、解除申請を行いましょう。
SIMロック解除の方法は、以下の通りです。
- ネットでの手続き:My auアプリから簡単に手続きできます。アプリの「ご利用機種情報」の下にある「SIMロック解除のお手続き」をタップして進めるだけです。ネットでの手続きなら手数料は無料です。
- 店舗での手続き:auショップでも解除が可能ですが、3,300円(税込)の手数料が発生します。ネットでの手続きがコストを抑えるのに最適です。
他社製品の動作保証はないため、ドコモの回線で電波が弱くなる可能性もあります。
また、iPhone 15シリーズや2021年10月1日以降に購入した端末には、SIMロックが設定されていないため、解除手続きは不要です。
電話番号をそのままで乗り換える
電話番号を変えずにauからドコモへ乗り換える場合は、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)を利用します。
MNP予約番号の取得が必要で、取得方法は以下の3つから選べますよ。
- 店舗での手続き:最寄りのauショップで直接MNP予約番号を取得できます。事前に「ショップ検索・来店予約」で近くの店舗を探して予約しておくとスムーズです。
- ネットでの手続き:My auアプリまたはWebサイトで手続きが可能です。Webサイトの場合、「スマートフォン・携帯電話」→「ご契約内容/手続き」→「お問い合わせ/お手続き」→「MNPご予約」の順に操作して進めます。
- 電話での手続き:9:00〜20:00の間に、0077-75470へ電話をかけてMNP予約番号を取得できます。契約者本人が手続きし、番号を通知して発信することが重要です。
MNP予約番号は15日間有効で、ネットでドコモに申し込む際は取得後できるだけ早めに手続きを進めることを推奨します。
auからドコモへの乗り換えは、SIMロック解除やMNP予約番号の取得を適切に行うことでスムーズに完了しますよ。
それぞれの手続き方法に従い、乗り換えをスムーズに進めてください。
auからドコモへ乗り換え時に使えるキャンペーン
auからドコモへの乗り換えの際に活用できるキャンペーンを、5つの項目に分けてわかりやすく解説します。
以下の表に各キャンペーンの概要をまとめ、その後に詳細を説明します。
キャンペーン名 | 内容 | 割引額/ポイント数 | 対象機種/プラン |
---|---|---|---|
5G WELCOME割 | 5G対応機種の購入で機種代金が割引される | 最大44,000円 | iPhone 16、Pixelシリーズ、Xperiaシリーズなど |
いつでもカエドキプログラム+ | 分割支払金を最大23か月目まで免除 | 支払金免除 | ドコモ指定のスマホ |
スマホおかえしプログラム | 最大12回分の分割支払金が免除される | 最大12回分免除 | iPhone、Galaxy、Xperiaなど |
SIMのみ契約でdポイント20,000ポイントプレゼント | SIMのみ契約で最大20,000ポイントが付与される | 20,000ポイント | ドコモオンラインショップでのSIM契約 |
eximoお試しで2,000ポイントプレゼントキャンペーン | 対象プラン申込でdポイントが付与される | 2,000ポイント | eximoプラン |
ドコモ 5G WELCOME割
「5G WELCOME割」は、他社からドコモに乗り換えて5G対応機種を購入する際に適用される割引キャンペーンです。
主な内容は、対象機種を購入する際に最大44,000円(税込)まで機種代金が割引されるというキャンペーンになります。
この割引は、他社3G回線や4G/5G回線からの乗り換え時に適用され、ドコモの5Gプランに加入することが条件です。
オンラインショップでの購入の場合、割引が異なる場合もありますので注意してください。
他社3G回線や4G/5G回線からの乗り換えで対象となる機種を以下にまとめましたので、参考にしてくださいね。
他社3G回線から5Gへの乗り換え
ドコモ以外の3G回線からドコモの5G回線に乗り換えた場合、以下の機種が対象となり、大きな割引が適用されます。 ガラケーからスマホに切り替える場合、特にお得ですよ。
対象機種 | 容量 | 割引額(税込) |
---|---|---|
iPhone 15 | 128GB | 44,000円 |
Galaxy A54 5G SC-53D | - | 33,000円 |
iPhone 15 | 256GB, 512GB | 22,000円 |
iPhone 15 Plus | 128GB, 256GB, 512GB | 22,000円 |
iPhone 14 | 128GB, 256GB, 512GB | 22,000円 |
iPhone SE(第3世代) | 64GB, 128GB, 256GB | 22,000円 |
iPhone 13シリーズ | - | 22,000円 |
Google Pixel 8, Pixel 8 Pro | - | 22,000円 |
シニア向けの「あんしんスマホ」や「らくらくスマートフォン」も割引対象です。
あんしんスマホとは、京セラが開発した初心者向けの5G対応スマートフォンになります。
約6.1インチのディスプレイで、文字やアイコンが見やすく、片手でも操作しやすいサイズ感が特徴です。
電話やメール専用ボタンが搭載されており、直感的な操作が可能になっていますよ。
迷惑電話対策や通話内容の録音機能も備えており、4500mAhの大容量バッテリーで長時間の使用が可能。
らくらくスマートフォンとは、FCNTが開発したシニア向けの5G対応スマートフォンで、大きなアイコンと使いやすいインターフェースで、初心者にも優しい設計となっていますよ。
フィッシング詐欺警告機能が搭載され迷惑電話やメールの対策も充実し、2眼カメラを搭載しマクロ撮影が可能で、被写体に近づいてもクリアな写真が撮影できます。
また、泡ソープでの洗浄が可能で、除菌にも対応するため、衛生面にも安心して利用することが可能です。
iPhone 13シリーズについては割引額は22,000円となる場合がありますが、プロモーションによって異なります。
他社4G・5G回線から5Gへの乗り換え
他社の4Gや5G回線からドコモの5G回線に乗り換えた場合、以下の機種が対象です。
割引額は他社3G回線からの乗り換え時のプロモーションと異なる可能性がありますが、最新モデルが多く割引対象となっています。
対象機種 | 容量 | 割引額(税込) |
---|---|---|
iPhone 15 | 128GB | 44,000円 |
Galaxy A54 5G SC-53D | - | 33,000円 |
iPhone 15 | 256GB, 512GB | 22,000円 |
iPhone 15 Plus | 128GB, 256GB, 512GB | 22,000円 |
iPhone 14 | 128GB, 256GB, 512GB | 22,000円 |
iPhone SE(第3世代) | 64GB, 128GB, 256GB | 22,000円 |
Google Pixel 8, Pixel 8 Pro | - | 22,000円 |
iPhone 15シリーズやGalaxy S23シリーズなど、多くの最新スマホが割引対象です。
ドコモ いつでもカエドキプログラム+

引用元:docomo
分割払いで購入したスマートフォンを最大で13か月目から23か月目の間に返却すると、24回目の支払金(残価)が免除されるプログラムです。 また、早期利用特典として、翌月以降の分割支払金も割引されることがあります。
- プログラム加入後、スマホを返却することで、24回目の支払金が不要になる
- 返却せずに使い続ける場合でも、再分割支払金として支払期間が延長される
- 対象機種には、iPhoneシリーズやGalaxyシリーズ、Xperiaシリーズが含まれる
このプログラムは、常に最新機種を手に入れたい方や、機種を頻繁に交換したい方に最適な選択肢です。
返却時の条件については、返却するスマートフォンが正常に動作していることが求められ、場合によっては追加料金が発生する可能性がありますので注意してください。
ドコモ スマホおかえしプログラム

引用元:docomo
36回払いでスマートフォンを購入した場合、端末を返却することで最大12回分の支払金が免除されるプログラムです。
対象のスマートフォンを36回分割払いで購入後、端末を返却することで最大12回分の支払いが免除されます。
返却する端末は、ドコモの指定する基準を満たす必要があり、破損や故障がある場合は修理費用が発生することがあります。
対象機種を返却する際、申し込み後のキャンセルはできませんのでご留意ください。
郵送返却の場合、機種の状態によっては故障時利用料が発生、また送付キットの受け取りが必要になり、受け取れなかった場合は違約金が請求されますので注意が必要です。
返却時には機種の所有権が移転し、データ消去や各種ロックの解除は自己責任で行う必要があります。
返却できない場合や書類に不備がある場合は返送され、所有権を放棄したものと見なされることがありますので注意してくださいね。
このプログラムに加入するには、ドコモの回線契約が必要です。
SIMのみ契約でdポイント20,000ポイントプレゼント
ドコモオンラインショップでSIMのみの契約を新規または他社からの乗り換え(MNP)で行うと、最大20,000ポイントのdポイントがプレゼントされるキャンペーンです。
ポイント内容 | ポイント数 |
---|---|
新規契約 | 10,000ポイント |
乗り換え(MNP) | 20,000ポイント |
ポイントは、dポイント(期間・用途限定)として付与され、ポイント付与後24か月以内に使用可能です。
ポイントの付与は、契約が完了した翌々月に行われます。
このキャンペーンは、端末購入を伴わないSIM契約でもdポイントがもらえるため、シンプルなプランを求めている方に最適です。
eximoお試しで2,000ポイントプレゼントキャンペーン

引用元:docomo
新たにeximoプランを契約すると、dポイント(期間・用途限定)2,000ポイントが付与されるキャンペーンです。
キャンペーン期間中にエントリーし、新たにeximoプランを申し込むことが条件となり、このキャンペーンの対象プランは、「eximo」および「eximo ポイ活」となります。
ポイントは申込日の翌々月に進呈され、進呈後から3か月間有効です。
このキャンペーンは、シンプルなプランでポイントを獲得したい方に向けたものであり、短期間でポイントを使い切る必要があります。
エントリー方法はウェブサイトや専用アプリから行うことができ、またエントリーを忘れるとポイントが付与されないため、利用する際はエントリーはお忘れなく行ってくださいね。
1G税込2,178円〜
auからドコモに乗り換えるメリット・デメリット
auからドコモに乗り換える際には、多くのメリットといくつかのデメリットがあります。
この記事では、それぞれのポイントを詳細に解説し、乗り換えを検討する際の参考にしていただけるようまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
基本料金が安くなる | 料金が劇的に下がるわけではない |
dポイントが貯まる | au料金プランからの割引がなくなる |
割引が充実している | 解約月は日割計算にならない |
auメール持ち運びでauメールアドレスが維持できる | Pontaポイントが貯まりにくくなる |
テザリングが制限なく利用できる | 一括0円で購入できるスマホはない |
エリアによって電波が届きやすい | auの端末はSIMロック解除が必要 |
auからドコモに乗り換えるメリット
基本料金が安くなる
auとドコモの料金プランを比較すると、特に低容量プランではドコモの方が充実しており、料金が安くなるケースがあります。
たとえば、ドコモのirumoは、0.5GBで月額550円、3GBで2,167円、6GBで2,827円、9GBで3,377円で設定されており、auのスマホミニプランよりも低容量プランが競争力のある価格です。
スマホミニプランは、データ容量をあまり使わない方におすすめのプランで、使った分だけ支払う仕組みです。
月4GBまで利用可能で、1GB未満なら月額2,178円(税込)で利用できます。
プラン名 | データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
ドコモ irumo | 0.5GB | 550円 |
ドコモ irumo | 3GB | 2,167円 |
ドコモ irumo | 6GB | 2,827円 |
ドコモ irumo | 9GB | 3,377円 |
au スマホミニプラン | 1GB未満 | 2,178円 |
au スマホミニプラン | 4GBまで | 2,178円 |
dポイントが貯まる
ドコモユーザーは、携帯料金の支払いでdポイントを貯めることができます。

引用元:d card
1,000円の支払いにつき10ポイントが付与され、さらにdカード GOLDで支払うと、1,000円につき100ポイントも貯まるので非常にお得です。
上記に加えてさらに100ポイントが付与され、合計110ポイントが貯まることになります。
dカード GOLDには年会費11,000円(税込)がありますが、ドコモユーザーにとっては還元率が高く、年会費をカバーできる場合が多いです。
また、dポイントはコンビニや飲食店などで1ポイント1円で利用できるため、日常生活でも積極的に活用できますよ。
割引が充実している
ドコモには家族割引やドコモ光セット割など、多くの割引サービスが用意され、特に家族割引では「ファミリー割引」で家族間の通話が無料となりますよ。
ファミリー割引は、主回線から三親等以内の家族・親族であれば、同居や別居に関係なくグループを組むことができます。

引用元:docomo
全国どこでも2~20回線まで利用可能で、回線の追加申し込みも簡単な上に請求書の送付先や支払い口座を別々に設定することも可能です。
「みんなドコモ割」では、家族の回線数に応じて割引が適用され、2回線で550円、3回線以上で1,100円の割引が適用されます。
また、「ドコモ光セット割」では、ドコモ光セット割は、ドコモ光と指定の携帯プランをセットで契約すると月額1,100円の割引が適用されますよ。
指定のプランは、契約者と同一の「ファミリー割引」グループ内でeximo、eximo ポイ活、irumo(0.5GBを除く)、5Gギガホ プレミア、5Gギガホ、5Gギガライト(1GB超)、ギガホ プレミア、ギガホ、ギガライト(1GB超)が対象となります。
auメール持ち運びでauメールアドレスが維持できる
auメール(@ezweb.ne.jpまたは@au.com)を使い慣れている人にとって、ドコモへの乗り換え後もメールアドレスを継続して使える「auメール持ち運び」サービスは便利です。
このサービスで月額330円(税込)でauメールを維持でき、引き続き大切な連絡先やサービスの変更手続きを行わなくて済みます。
au持ち込みサービスを利用するにはauを解約する前に申し込みが必要で、解約後に申し込むことはできませんので必要な方は事前に手続きが必要です。
メール持ち運びサービスでは、メールアドレスを維持することが可能となります。
しかしauのキャリアメール専用アプリ(auメールアプリ)ではなく、一般的なメールクライアント(GmailやOutlookなど)で送受信する必要があります。
テザリングが制限なく利用できる
ドコモのeximoプランでは、テザリング自体には制限がありませんが、プランに応じたデータ容量の上限内で利用可能です。
基本的にデータ通信の容量制限があり、テザリングもそのデータ容量としてカウントされ、プランのデータ容量を超えると速度制限がかかることがありますのでご注意ください。
auの「使い放題MAX」ではプランによりテザリングの利用上限があり、最大でも80GBです。
データ容量が多いプラン契約の場合、外出先で頻繁にテザリングを利用する方やWi-Fi環境が整っていない場所での利用が多い方には大きなメリットに。
エリアによって電波が届きやすい

引用元:docomo
ドコモは日本国内で最も多くの基地局を保有しており、特に地方や山間部、建物の多いエリアでの電波の届きやすさに定評があります。
auの電波が不安定な場所でも、ドコモの回線に切り替えることで通信が安定することがありますよ。
特に電波状況が気になるエリアでは、ドコモのエリアマップを確認しより快適な通信環境を期待できる場合があります。
auからドコモに乗り換えるデメリット
料金が劇的に下がるわけではない
auとドコモは共に大手キャリアであり、料金プランの設定は格安SIM会社と比較してもどちらも高めです。
ドコモに乗り換えたとしても劇的に料金が安くなるわけではなく、auの「使い放題MAX 5G」は7,238円(税込)、ドコモの「eximo 無制限」は7,315円(税込)と、わずか77円の差です。
大幅な料金削減を期待する場合、家族割や光回線とのセット割引を活用するなどの工夫が必要ですよ。
au料金プランからの割引がなくなる
ドコモに乗り換えると、auで提供されていた割引が適用されなくなる点に注意が必要で、auの使い放題MAXプランではAmazonプライムやNetflixがセットで割引されています。
しかしドコモには同様のエンタメパックがないため、これらのサービスを継続する場合は個別に契約する必要がありますよ。
これにより、トータルコストが増える可能性もあるため、エンタメパック利用者は注意が必要です。
解約月は日割り計算にならない
auでは、解約月の基本料金は日割り計算されません。
たとえば月の途中でドコモに乗り換えた場合でも、その月のauの基本料金は満額請求されるため、余計な出費が発生します。
一方でドコモ側では申し込み月の料金は日割計算となるため、月末のタイミングで乗り換えるとよりお得に利用できますよ。
Pontaポイントが貯まりにくくなる
auでは、基本料金やキャンペーン利用でPontaポイントを貯めることができましたが、ドコモに乗り換えるとPontaポイントを貯める機会が減少します。
Pontaポイントの有効期限は、最終利用日から1年後の同日までとなっているためドコモ移行後はPontaポイントを貯める場面が少なくなるため、期限切れに注意が必要です。
一方、ドコモではdポイントを貯められる仕組みがあり、街のお店やネットショッピングで利用可能です。
しかし、Pontaポイントに慣れている方にとっては、dポイントへの切り替えが少し不便に感じるかもしれません。
auからドコモに乗り換える時に一括0円で購入できるスマホはない
ドコモでは最新スマホを一括0円で購入できる機会は少なくなっていますが、旧モデルや期間限定のキャンペーンで一括0円のスマホが提供されることがあります。
また、ドコモでは最新スマホを対象にした割引キャンペーンや、「docomo Certified」を利用しお得に購入することも。
docomo Certified(ドコモ認定リユース品)は、ドコモが厳しい基準で検査した高品質な中古品です。
バッテリーは80%以上の容量があり、外装もクリーニング済みで、購入後30日間の保証が付いています。
万が一不具合があった場合、交換または返金の対応が可能です。
ケータイ補償サービス(月額550円)に加入することで紛失や破損にも安心で、付属品はSIM取り出し用ピンのみで、充電器などは付属しません。
auの端末はSIMロック解除が必要
auからドコモに乗り換える際に、auで購入した端末を引き続き使用する場合は、SIMロック解除が必要になります。
SIMロック解除は、My auサイトから手続きができます。
- My auにアクセスし、au IDとパスワードでログインします
- 手続きしたい電話番号を選択します
- 4桁の暗証番号を入力します(表示されない場合は次へ進みます)
- 「auで購入した端末」をタップします(回線なしの場合は「その他の端末」を選択)
- SIMロック解除したい端末を選択し、次へ進みます。IMEIが必要な場合は入力します
- 「解除の理由」と「連絡先」を選択し、「申し込む」をタップします
- 送られてきたメール内のURLをタップして手続き完了です
これでSIMロック解除が完了します。
解除後はドコモのSIMカードを使用して端末を引き続き利用できますので、上記手順に沿って行ってください。
auからドコモに乗り換える時によくある質問
auからドコモへの乗り換えにはさまざまな疑問や不安が出てきますよね。
ここでは、乗り換えの際によくある質問について、それぞれに詳しく回答しますので参考にしてください。
- auのスマホそのままでドコモの回線は使える?
- auからドコモに乗り換えた際、残債はどうなる?
- au解約時の違約金はかかる?
- auのスマホで使っていたアプリはそのままドコモでも使える?
- ドコモとauどっちが多い?
- おすすめの乗り換えタイミングは?
- auとドコモでの機種代金の差は?
auのスマホそのままでドコモの回線は使える?
auのスマホをドコモで使用する場合、基本的にはSIMロックの解除が必要です。
2021年10月以降に発売された端末はSIMロックがかかっていないため、そのままドコモの回線で利用できすが、2021年9月以前の端末はSIMロック解除が必要になります。
また、通信方式が異なる場合、ドコモの5Gや4G回線に対応できない場合もありますので注意してくださいね。
特に古い機種や特定の機種は、ドコモの回線に対応しない可能性があるため、事前にドコモの動作確認端末リストで確認することをお勧めします。
auからドコモに乗り換えた際、残債はどうなる?
auで利用していたスマホの残債がある場合、ドコモに乗り換えてもその支払い義務は残ります。
残債の支払い方法としては、以下の2つがあります。
- 分割払いの継続:従来通りの分割払いを選択できます。
- 一括払い:My auから一括精算が可能です。My auにログインし、「料金のお支払い」→「分割支払残額の確認・一括清算」の手順で手続きができます。
分割払いについては、従来の契約条件に基づいて継続されることになります。
一括払いを選択する際には、支払額が一度に大きくなるため、事前に負担額を確認して計画を立てることが大切です。
乗り換え時にはどちらの方法で支払うかを考え、負担を軽減するためにも事前に計画しておきましょう。
au解約時の違約金はかかる?
現在多くの携帯キャリアは違約金制度を廃止しているため、解約時の違約金はかからないのが一般的です。
2019年10月以降、違約金の上限が1,100円(税込)に制限されるプランが導入されましたが、完全に違約金が廃止されたわけではありません。
多くのキャリアはこの上限を適用していますが、契約内容やプランによっては違約金が発生するケースもあります。
ただし、2019年10月以前に契約した旧プランの場合、2年縛りの契約が残っていると最大10,450円(税込)の違約金が発生する可能性があります。
キャリアによっては契約更新期間やプラン変更の際に違約金が免除されたり、現在のプランに移行できたりする場合も。
また、契約中の端末の分割支払残額は、解約後も支払う必要がありますので、契約内容をしっかり確認しておくことが大切です。
auのスマホで使っていたアプリはそのままドコモでも使える?
基本的に、スマートフォンにインストールされているアプリは、キャリアを変更してもそのまま利用できます。
たとえば、SNSアプリやゲームアプリなどは、キャリアに依存しないためauからドコモに乗り換えても引き続き利用可能です。
ただし注意点として、OSが変わる場合(例:iPhoneからAndroidへの乗り換え)は、一部のアプリやデータの引き継ぎがスムーズに行えないことがあります。
また、キャリア固有のサービスアプリは引き継ぎができない可能性があるため、事前にアプリの引き継ぎ方法を確認しておくと安心です。
ドコモとauどっちが多い?
契約者数と基地局数の両方で、ドコモがauよりも多いことが確認されています。
2023年のデータによると、ドコモの契約者数は約8,800万人、auは約6,500万人と、ドコモがauを大きく上回っています。
また、基地局数もドコモは5G基地局が19,716箇所、4G基地局が259,536箇所と非常に多く、安定した通信環境が整っています。
契約者数と基地局数の両面でドコモが優勢であり、特に地方や郊外での通信安定性を求めるなら、ドコモへの乗り換えはメリットが大きいです。
ただし、auも近年地方エリアに力を入れており、エリアによってはauも強力な通信網を提供しています。
エリアマップを確認することで、どちらが適しているか判断するのが賢明です。
おすすめの乗り換えタイミングは?
auからドコモへ乗り換えるタイミングは、月の下旬に乗り換えるのが最もおすすめです。
理由は、auの解約月の料金は日割り計算されないため、月初や中旬に解約すると、満額の料金が請求されてしまいます。
しかし、ドコモでは乗り換え月の料金は日割りで計算されるため、月の後半に手続きを完了させることで、両社の請求が重なる期間を短縮できます。
特に、オンライン申込みの場合は配送に数日かかることをまずは考慮することが必須です。
月末に近いタイミングで乗り換えを希望するなら、10日ほど余裕を持って手続きを始めると良いでしょう。
auとドコモでの機種代金の差は?
auとドコモのスマホ代金を比較すると、ドコモの方が若干安くなる場合があります。
たとえば、iPhone 13(128GB)の場合、auの「スマホトクするプログラム」では実質負担金が62,100円(2,700円×23回)。

引用元:au
ドコモの「いつでもカエドキプログラム」では実質負担金が34,232円(1,488円×23回)となり、ドコモの方が負担額が少なくなります。
これらのプログラムは、端末を返却することが前提となっており、返却しない場合は別途負担が発生する可能性がありますよ。
さらに、ドコモでは乗り換え時に「5G WELCOME割」などの割引が適用されることが多く、これにより実質的な機種代金が大幅に削減されるケースも。
乗り換え時に「5G WELCOME割」などの割引が適用されることが多く、特に乗り換えを検討している方にはドコモのキャンペーンが魅力的。
特に最新機種をお得に手に入れたい場合、ドコモの割引キャンペーンを活用するのが効果的です。
これらの質問と回答をもとに、auからドコモへの乗り換えの際のポイントをしっかりと把握し、スムーズな乗り換えを進めましょう。
auからドコモへの乗り換えのやり方まとめ
- MNP予約番号の取得
auからドコモに乗り換える際、MNP予約番号の取得は必須。My au、auショップ、電話で取得が可能で、15日間有効です。 - SIMロック解除
auで購入した端末をそのまま使うにはSIMロックの解除が必要ですが、2021年10月以降の端末は不要で、それ以前の端末はMy auで無料で解除できます。 - キャンペーンの活用
ドコモへの乗り換え時には、最大44,000円の割引やdポイントプレゼントなど、お得なキャンペーンが豊富にあり、これらをうまく活用することで乗り換えコストを抑えることができます。 - 料金比較
auとドコモの料金プランを比較すると、特に低容量プランではドコモの「irumo」が0.5GBで550円など、使い方次第で大幅なコスト削減が可能で魅力的です。 - 乗り換えタイミング
auは解約月の料金が日割り計算されないため月末に乗り換えると損をしにくい一方、ドコモでは乗り換え月が日割り計算されるため、うまく調整することが重要です。 - dポイントのメリット
ドコモに乗り換えると携帯料金の支払いでdポイントが貯まり、さらにdカード GOLDを活用することで多くのポイントが貯まり、そのポイントは日常生活で利用可能です。 - エリアの電波カバー
ドコモは国内で最多の基地局を保有しており、特に地方や山間部での通信が安定しているため、通信エリアに不安がある方におすすめです。
このように、auからドコモへの乗り換えには様々なメリットがありますが、一方で解約月やキャンペーンの利用などに気をつけることで、よりお得に手続きが可能です。
乗り換えの際には、事前にプラン内容やキャンペーンをしっかり比較し、最適なタイミングを見極めることで、コストを抑えつつ快適に新しい環境へ移行できます。
特にdポイントや家族割引、光セット割などを賢く活用し、乗り換え後の通信費もさらにお得に管理してくださいね。
4つの料金プランから選べる