【電話番号変えずに乗り換え】auやドコモなどキャリア含むMNP予約番号方法や機種変更まとめ!

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携帯電話の機種やキャリアを変えたいと考えている人は多いのではないでしょうか?

番号を変えることで面倒な手続きや友達や知人に新しい番号を教える手間が発生するため、踏み出すのに躊躇している人もいるかもしれません。

しかし、現在は「MNP」という電話番号をそのまま引き継いでキャリアを乗り換える方法があるので、その手順をキャリアごとにご紹介します。

MNPを利用した流れは以下の通りです。

例:ドコモの場合(大手キャリア)

1.店舗orオンラインor電話でMNP予約番号の発行

2.乗り換え先の他社で手続き

3.MNP(乗り換え)完了

例:Y!mobileの場合(格安キャリア)

1.店舗orオンラインor電話でMNP予約番号の発行

2.乗り換え先の公式サイトや店舗から手続き

3.SIMカードを受け取って開通手続き・初期設定

4.MNP(乗り換え完了)

これらの流れを詳しく解説していきます。

目次

MNPとは?

MNP(Mobile Number Portability)は、電話番号を変えずに携帯電話のキャリアを乗り換えることができる仕組みのことです。

例えば、auやドコモなどのキャリアから別のキャリアに乗り換えたい場合、MNPを利用することで現在の電話番号のまま新しいキャリアのサービスを受けることができます。

MNPを利用するには乗り換え前のキャリアでMNP予約番号を取得し、乗り換え先のキャリアで契約手続きを行います。この方法をツーストップ式といい転出元と転入先の2カ所で手続きを行う方法です。

しかし、2021年にワンストップ式というMNP予約番号が不要な手続き方法が誕生し、転入先キャリアでの手続きのみで完結できるようになりました。

従来の方法(ツーストップ式)よりもスムーズに引継ぎができるワンストップ式ですが、まだ一部のキャリアのみでしか対応していないので、事前に乗り換えたいキャリアがワンストップ式に対応しているか確認をする必要があります。

ワンストップ式が利用できるキャリアは以下の通りです。※2024/8/26時点

・NTTドコモ
・au
・UQ
・mobile
・povo
・ソフトバンク
・ワイモバイル
・LINEMO
・LINEモバイル
・ジャパネットたかた通信サービス
・楽天モバイル
・日本通信SIM
・b-mobile
・mineo
・センターモバイル
・LPモバイル
・IIJmio

ちなみに、今回の記事では予約番号が必要なツーストップ式で手続きする方法を紹介していきます。

ソフトバンクのMNP手続きの流れ!予約番号や電話番号を変えずに機種変更も

ソフトバンク公式サイト

引用元:ソフトバンク

まず、ソフトバンクから他社に乗り換える場合の手順をご紹介します。

  • MNP予約番号の発行
  • 乗り換え先の他社で手続き
  • MNP(乗り換え)完了

①MNP予約番号の発行

電話、ソフトバンクショップ、またはMy SoftBankアプリから、MNP予約番号を発行します。

問い合わせ窓口へ電話 契約者本人が下記番号に電話し、窓口で予約番号を取得する

ソフトバンク携帯電話番号:*5533

フリーコール:0800-100-5533

受付時間:9:00~20:00

ショップへ訪問 本人確認書類※を持参して来店し、MNP予約番号を取得
My SoftBankで手続き My SoftBankへログインしMNP予約番号を取得

受付時間:0:00~24:00(年中無休)

※20時以降の受付は、翌日9時以降にSMSで通知

※キャンセル受付は9:00~20:00

※本人確認書類
運転免許証、日本国パスポート、マイナンバーカード、身体障がい者手帳/療育手帳/精神障がい者手帳、在留カード+外国パスポート/特別永住者証明書

②乗り換え先の他社で手続き

予約番号の発行が完了したら、乗り換え先の携帯電話会社で①で発行したMNP予約番号を提示して手続きをします。

乗り換えは店頭かWebで手続きをすることができます。

【店頭で行う場合】
①で発行したMNP予約番号、本人確認書類、携帯料金を支払うクレジットカードやキャッシュカードを持参していく必要があります。
乗り換え機種やプランが決まっていれば手続き自体は1時間ほどで完了します。

【Webで行う場合】
乗り換え先のサイトでご自身で手続きを行います。
乗り換え機種と料金プランを選択し、①で発行したMNP予約番号や個人情報、携帯料金を支払うクレジットカードや口座の情報を入力と本人確認書類のアップロードが必要になります。審査に通過すると自宅に携帯端末とSIMカードが届く流れになります。店舗受取の場合は本人確認書類を持参してください。

③MNP(乗り換え)完了

乗り換え先の携帯電話会社での契約手続きが完了するとソフトバンクでの契約は自動で解約されるので、ご自身で解約手続きをする必要はありません。

しかし、オンラインで乗り換え手続きをした場合は、Webまたは電話で開通手続きをする必要があります。
大体30分程で完了するので商品が届いたらすぐに行いましょう。

電話番号:0800-100-2555
Web:オンライン切り替えページ 
開通手続き受付時間:午前9時から午後8時30分まで(年中無休)

開通手続きの完了後は、変更前の回線に戻すことはできないので注意してください。

ドコモのMNP手続きの流れ!予約番号や電話番号を変えずに機種変更も

ドコモ公式サイト

引用元:ドコモ

ここではドコモから他社に乗り換える場合の手順をご紹介します。

  • MNP予約番号の発行
  • 乗り換え先の他社で手続き
  • MNP(乗り換え)完了

①MNP予約番号の発行

電話、ドコモショップ、またはMy docomoアプリから、MNP予約番号を発行します。

問い合わせ窓口へ電話 契約者本人が下記番号に電話し、窓口で予約番号を取得する

ドコモの携帯電話から発信:局番なしの「151」

フリーコール:0120-800-000

受付時間:9:00~20:00

ショップへ訪問 本人確認書類※を持参して来店し、MNP予約番号を取得
My docomoで手続き My docomoへログインしMNP予約番号を取得

受付時間:0:00~24:00(年中無休)

※本人確認書類
現住所記載の本人確認書類、運転免許証、マイナンバーカード、障がい者手帳、精神障がい者手帳、療育手帳

上記をお持ちでない場合
住民基本台帳カード、在留カード+外国パスポートと補助書類
(補助書類:公共料金領収書、住民票)

②乗り換え先の他社で手続き

予約番号の発行が完了したら、乗り換え先の携帯電話会社でで発行したMNP予約番号を提示して手続きをします。

乗り換えは店頭かWebで手続きをすることができます。

【店頭で行う場合】
で発行したMNP予約番号、本人確認書類、携帯料金を支払うクレジットカードやキャッシュカードを持参していく必要があります。
乗り換え機種やプランが決まっていれば手続き自体は1時間ほどで完了します。

Webで行う場合】
乗り換え先のサイトでご自身で手続きを行います。
乗り換え機種と料金プランを選択し、で発行したMNP予約番号や個人情報、携帯料金を支払うクレジットカードや口座の情報を入力と本人確認書類のアップロードなどが必要になります。審査に通過すると自宅に携帯端末とSIMカードが届く流れになります。店舗受取の場合は本人確認書類を持参してください。

③MNP(乗り換え)完了

乗り換え先の携帯電話会社での契約手続きが完了するとドコモとの契約は自動で解約されるので、ご自身で解約手続きをする必要はありません。

しかし、オンラインで乗り換え手続きをした場合は、Webまたは電話で開通手続きをする必要があります。
大体30分程で完了するので商品が届いたらすぐに行いましょう。

電話番号:0120-800-000
開通手続き受付時間:午前9時から午後8時まで(年中無休)

Web:オンライン切り替えページ 
開通手続受付時間:午前9時から午後9時(年中無休)

開通手続きの完了後は、変更前の回線に戻すことはできません。
また、商品受け取り1か月を経過しても開通手続きがされていない場合は、契約取り消しになるので注意してください。

auのMNP手続きの流れ!予約番号や電話番号を変えずに機種変更も

au公式サイト

引用元:au

ここではauから他社に乗り換える場合の手順をご紹介します。

  • MNP予約番号の発行
  • 乗り換え先の他社で手続き
  • MNP(乗り換え)完了

①MNP予約番号の発行

電話、auショップ、またはMy auアプリから、MNP予約番号を発行します。

問い合わせ窓口へ電話 契約者本人が下記番号に電話し、窓口で予約番号を取得する

フリーコール:0077-75470

受付時間:9:00~20:00

※必ず契約者本人が、MNPの予約をするスマートフォン/携帯電話本体から、電話番号の前に186を付けるなどの方法で 携帯電話番号を通知して発信

ショップへ訪問 本人確認書類※を持参して来店し、MNP予約番号を取得
My auで手続き My auへログインしMNP予約番号を取得

受付時間:0:00~24:00(年中無休)

※本人確認書類
運転免許証、運転経歴証明書、パスポート、身体障がい者手帳/療育手帳/精神障がい者保健福祉手帳、特別永住者証明書、在留カード+外国パスポート、マイナンバーカード、住民基本台帳、健康保険証

②乗り換え先の他社で手続き

予約番号の発行が完了したら、乗り換え先の携帯電話会社で①で発行したMNP予約番号を提示して手続きをします。

乗り換えは店頭かWebで手続きをすることができます。

【店頭で行う場合】
で発行したMNP予約番号、本人確認書類、携帯料金を支払うクレジットカードやキャッシュカードを持参していく必要があります。
乗り換え機種やプランが決まっていれば手続き自体は1時間ほどで完了します。

Webで行う場合】
乗り換え先のサイトでご自身で手続きを行います。
乗り換え機種と料金プランを選択し、で発行したMNP予約番号や個人情報、携帯料金を支払うクレジットカードや口座の情報を入力と本人確認書類のアップロードが必要になります。審査に通過すると自宅に携帯端末とSIMカードが届く流れになります。店舗受取の場合は本人確認書類を持参してください。

③MNP(乗り換え)完了

乗り換え先の携帯電話会社での契約手続きが完了するとauとの契約は自動で解約されるので、ご自身で解約手続きをする必要はありません。

しかし、オンラインで乗り換え手続きをした場合は、Webまたは電話で開通手続きをする必要があります。
大体30分程で完了するので商品が届いたらすぐに行いましょう。

電話番号:0120-914-367
開通手続き受付時間:午前9時から午後8時まで(年中無休)

Web:オンライン切り替えページ 
開通手続受付時間:午前9時から午後9時15分(年中無休)

開通手続きの完了後は、変更前の回線に戻すことはできません。
また、商品受け取り7日を経過しても開通手続きがされていない場合は自動的に回線の切り替えがされます。

楽天モバイルのMNP手続きの流れ!予約番号や電話番号を変えずに機種変更も

楽天モバイル公式サイト

引用元:楽天モバイル

ここでは、楽天モバイルから他社に乗り換える場合の手順をご紹介します。

  • MNP予約番号の発行
  • 乗り換え先の他社で手続き
  • MNP(乗り換え)完了

①MNP予約番号の発行

電話、楽天モバイルショップ、またはMy 楽天モバイルアプリから、MNP予約番号を発行します。

問い合わせ窓口へ電話 契約者本人が下記番号に電話し、窓口で予約番号を取得する

フリーコール:050-5434-4653

受付時間:9:00~20:00

ショップへ訪問 本人確認書類※を持参して来店し、MNP予約番号を取得
My 楽天モバイルで手続き My 楽天モバイルへログインしMNP予約番号を取得

受付時間:0:00~24:00(年中無休)

※本人確認書類
運転免許証、運転経歴証明書、療育手帳/精神障がい者保健福祉手帳、特別永住者証明書、在留カード+外国パスポート、マイナンバーカード

上記をお持ちでない場合、下記書類と補助書類が必要
身体障がい者手帳、健康保険証、パスポート、住民基本台帳
(補助書類:公共料金領収書、住民票、届出避難場所証明書)

②乗り換え先の他社で手続き

予約番号の発行が完了したら、乗り換え先の携帯電話会社で①で発行したMNP予約番号を提示して手続きをします。

乗り換えは店頭かWebで手続きをすることができます。

【店頭で行う場合】
で発行したMNP予約番号、本人確認書類、携帯料金を支払うクレジットカードやキャッシュカードを持参していく必要があります。
乗り換え機種やプランが決まっていれば手続き自体は1時間ほどで完了します。

Webで行う場合】
乗り換え先のサイトでご自身で手続きを行います。
乗り換え機種と料金プランを選択し、で発行したMNP予約番号や個人情報、携帯料金を支払うクレジットカードや口座の情報を入力と本人確認書類のアップロードが必要になります。審査に通過すると自宅に携帯端末とSIMカードが届く流れになります。店舗受取の場合は本人確認書類を持参してください。

③MNP(乗り換え)完了

乗り換え先の携帯電話会社での契約手続きが完了すると楽天モバイルとの契約は自動で解約されるので、ご自身で解約手続きをする必要はありません。

楽天モバイルはSIMカードを入れ替えたら電源を入れ、my楽天モバイルアプリにログインしたら開通手続きは完了です。

開通手続きの完了後は、変更前の回線に戻すことはできません。
また、開通手続きの有効期限は120日です。期限を過ぎて開通できない場合は、楽天モバイルコミュニケーションセンターに問い合わせる必要があります。

ワイモバイルなど格安SIMのMNP手続きの流れ!予約番号や電話番号を変えずに機種変更も

ワイモバイル公式サイト

引用元:ワイモバイル

ここではワイモバイルから他社に乗り換える場合の手順をご紹介します。

  • MNP予約番号の発行
  • 乗り換え先の他社で手続き
  • MNP(乗り換え)完了

①MNP予約番号の発行

電話、ワイモバイルショップ、またはMy Y!mobileアプリから、MNP予約番号を発行します。

問い合わせ窓口へ電話 契約者本人が下記番号に電話し、窓口で予約番号を取得する

フリーコール:0800-222-8449

受付時間:9:00~20:00

ショップへ訪問 本人確認書類※を持参して来店し、MNP予約番号を取得
My Y!mobileで手続き My Y!mobileへログインしMNP予約番号を取得

受付時間:0:00~24:00(年中無休)

※本人確認書類
運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、住民基本台帳+補助書類、身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者手帳、在留カード+外国パスポート、特別永住者証明書、在留カード+外国パスポート

②乗り換え先の他社で手続き

予約番号の発行が完了したら、乗り換え先の携帯電話会社で①で発行したMNP予約番号を提示して手続きをします。

乗り換えは店頭かWebで手続きをすることができます。

【店頭で行う場合】
で発行したMNP予約番号、本人確認書類、携帯料金を支払うクレジットカードやキャッシュカードを持参していく必要があります。
乗り換え機種やプランが決まっていれば手続き自体は1時間ほどで完了します。

Webで行う場合】
乗り換え先のサイトでご自身で手続きを行います。
乗り換え機種と料金プランを選択し、で発行したMNP予約番号や個人情報、携帯料金を支払うクレジットカードや口座の情報を入力と本人確認書類のアップロードが必要になります。審査に通過すると自宅に携帯端末とSIMカードが届く流れになります。店舗受取の場合は本人確認書類を持参してください。

③MNP(乗り換え)完了

乗り換え先の携帯電話会社での契約手続きが完了するとワイモバイルとの契約は自動で解約されるので、ご自身で解約手続きをする必要はありません。

しかし、オンラインで乗り換え手続きをした場合は、Webまたは電話で開通手続きをする必要があります。
大体15分程で完了するので商品が届いたらすぐに行いましょう。

電話番号:0800-100-1847
開通手続き受付時間:午前10時から午後7時まで(年中無休)

Web:オンライン切り替えページ 
開通手続受付時間:午前9時から午後8時30分(年中無休)

開通手続きの完了後は、変更前の回線に戻すことはできません。
また、商品受け取り6日後の午後8時30分までに開通手続きがされていない場合は自動的に回線の切り替えがされます。

MNPの注意点は?

簡単に電話番号を引継ぎできるMNPですが、いくつか注意点があります。

いざ乗り換えをする際、注意点を把握しておくことでトラブルを避けることができるのでご確認ください。

  • MNP予約番号の有効期限内に手続きをする
  • 解約を勝手にすると電話番号が使えなくなることがある
  • 解約を勝手にすると電話番号が使えなくなることがある
  • キャリアメールが使えなくなる

①MNP予約番号の有効期限内に手続きをする

MNP予約番号の有効期限は15日間と定められており、期間内でMNP手続きをしなければなりません。

15日の有効期限を過ぎてしまうと、発行したMNP番号は無効になってしまいます。

万が一、無効になってしまった場合はMNP番号を再発行する必要があります。

再発行の方法は通常の発行方法と同じ手順です。

(例)ソフトバンクでのMNP予約番号再発行方法
【電話】
ソフトバンクの携帯から:*5533
ソフトバック以外の携帯から:0800-100-5533

【My Softbank】
1.My Softbankにログイン
2.「設定・申し込み」から「設定・変更」をクリック
3.「契約者情報の変更」をクリック
4.「番号ポータビリティ」から「番号ポータビリティ予約」をクリック
5.注意事項を確認し、「完了」をクリックして発行完了

【店舗】
本人確認書類※を持参して来店し、MNP予約番号を再度取得
※本人確認書類
運転免許証、日本国パスポート、マイナンバーカード、身体障がい者手帳/療育手帳/精神障がい者手帳、在留カード+外国パスポート/特別永住者証明書

②解約を勝手にすると電話番号が使えなくなることがある

MNPを利用せずにご自身で解約してしまった場合、今まで利用していた電話番号は利用できなくなります。そして、解約した電話番号は一定期間が経過すると他の誰かがその電話番号を使用することになります。

解約した電話番号は復活させることはできないので、再度携帯電話を契約する際は必ず違う電話番号になります。

そのため、同じ携帯番号を利用したい方は必ずMNPを利用して解約、乗り換えを行いましょう。

③現在お使いのスマホでMNPが使えないことがある

過去にスマホ料金を滞納や短期解約を繰り返した場合、携帯ブラックリストの対象となり審査に引っかかりMNPを利用できない可能性があります。
ブラックリストには3種類あり、それぞれブラックリストの対象となる原因も異なります。

【ブラックリストの種類】
通信キャリア独自のブラックリスト
原因:スマホ料金の滞納、強制解約になった過去がある、短期解約を繰り返した

不払い者情報ブラックリスト
原因:スマホ料金の不払いにより強制解約となったことがある

信用情報機関のブラックリスト
原因:カードローンやキャッシングなどの借入金がある
クレジットカードやローン、キャッシングなどの返済に問題がある

携帯会社は利用者の料金支払い情報やブラックリスト情報を保存・共有しているので上記のブラックリストに該当する場合は、MNP審査や他社への乗り換えが難しくなることがあります。

しかし、ブラックリストの情報には期限があり、下記日数を経過した場合は情報が削除され、再度スマホを契約できるようになります。

【携帯会社の情報保有期間】
通信会社独自のブラックリスト:非公開
不払い者情報ブラックリスト:5年間または不払い金を完済するまで
信用情報機関のブラックリスト:完済日から5年

ブラックリストから外れるためには数年かかってしまうので、携帯料金の未払いや半年以内の早期解約はしないようにしましょう。

④キャリアメールが使えなくなる

他社へ乗り換えをする際、MNPで電話番号を引き継ぐことはできますが、基本的にキャリアメールの引継ぎはできません。

しかし、2021年から有料の「持ち運びサービス」を利用すると毎月数百円の支払いで同じキャリアメールを利用することができるようになりました。

また、@gmail.comや@icloud.com、@outlook.comなどキャリアメール以外のメールアドレスをご利用の方は無料で引き継ぐことができるので、乗り換えてもずっと同じメールアドレスを使いたい方はこれらのアドレスを利用することをおすすめします。

MNPについてのよくある質問

初めてMNPを利用する方は大事な電話番号が本当に引き継げるのか不安ですよね。

そこでMNPについてよくある質問をまとめたのでぜひご確認ください。

  • MNP転入手続きができない場合はどうする?
  • MNPで電話番号が引き継ぎできるまでにかかる時間は?
  • MNPワンストップ式とツーストップ式の違いは?
  • MNPを利用するとスマホのデータは消える?

MNP転入手続きができない場合はどうする?

転入手続きができない場合は以下の方法を試してみてください。

  1. 場所を移動する
    窓際や屋外など電波が届きやすい場所に移動し、接続状況をご確認ください。
  2. OSバージョンをアップデートする
    最新バージョンへのアップデートをお願いします。
    ①iPhoneの「設定」をタップします。

    ②「一般」をタップします。

    ③「ソフトウェアアップデート」をタップします。

    ④ソフトウェアアップデートの画面にアップデートしていないバージョンがあれば「今すぐアップデート」をタップ。何もない場合は最新バージョンになっています。

    ⑤パスコードを入力してください。

    ⑥「続ける」をタップしてアップデートが開始されます。

  3. 再起動する
    通信状況が悪く、手続きができない場合もあるので一度場所を変更し、再起動などをしてみてください。

それでもできない場合は各キャリアの問い合わせ窓口に問い合わせてください。

MNPで電話番号が引き継ぎできるまでにかかる時間は?

ショップや家電量販店などで手続きをした場合は、即日引継ぎが完了し利用できるようになります。

しかし、オンラインショップで引継ぎを行うとSIMカードや端末を自宅に配送してもらうので2日〜7日程度の日数が必要になってしまいます。

MNP予約番号の発行自体は数分でできるので、早く引継ぎを完了させたい場合は実店舗で対応してもらうことをおすすめします。

MNPワンストップ式とツーストップ式の違いは?

MNP制度はワンストップ式とツーストップ式の2種類があります。

ワンストップ式とはMNP予約番号が不要な手続き方法のことで、予約番号が必要な従来のツーストップ式に比べて手続き時間や手間を省くことができます。

【ワンストップ式】
転出元(現在お使いのキャリア)での手続き不要
転入先(乗り換え先)の手続きのみ

【ツーストップ式】
転出元(現在お使いのキャリア)でMNP予約番号発行
転入先(乗り換え先)でMNP予約番号を登録して手続き

MNPを利用するとスマホのデータは消える?

スマホ内のデータはSIMカードではなく、スマホ本体やSDカードに保存されているのでMNPを利用してもデータが消えることはないのでご安心ください。

また、MNPでは電話番号しか引き継ぐことができないのでデータは別途以降する必要があります。

下記にスマホのデータ移行方法をまとめました。(参照:LINEMO)

・iPhone同士のデータ移行
1.新しいiPhoneの電源を入れて、現在使っているiPhoneの近くに置く

2.現在使っているiPhoneに、クイックスタートによる設定を開始するための画面が表示されます。Apple IDを確認の上、「続ける」をタップする

3.新しいiPhoneにアニメーションが表示され、現在使っているiPhoneでカメラが起動するのでアニメーションを読み取る

4.新しいiPhoneでパスコードを入力する

5.Face ID、Wi-Fiなど各種設定を進める

6.データを転送するための画面表示後、「続ける」をタップする

・iPhoneからandroidへデータ移行
1.App Storeから、iPhoneにGoogleドライブをインストールする

2.Google ドライブの「設定」を開き、「バックアップ」をタップする

3.iPhone の「設定」に移動して、iMessageとFaceTimeをオフにする

4.バックアップに使用したGoogle アカウントで、Androidにログインする

・androidからiPhoneにデータ移行
1.iPhoneの初期設定で「Androidからデータを移行」をタップする

2.Androidで「iOS に移行」アプリを開く

3.iPhoneで6桁または10桁のコードが表示されたら、Androidでコードを入力する

4.iPhoneが一時的な Wi-Fi ネットワークを作成したら、案内に従いAndroidでWi-Fiに接続する

5.Androidで転送するコンテンツを選択し、「続ける」をタップする

6.iPhoneで読み込み状況のバーが表示されたら、最後まで進んでAndroidで「完了」をタップする

・android同士でデータ移行
1.現在使っているAndroidで「設定」アプリを開く

2.「Google」>「バックアップ」をタップする

3.「今すぐバックアップ」をタップすると、手動でバックアップできる(自動バックアップを設定する場合は、「Google One バックアップ」をオンにし、画面上の手順に沿って操作する)

MNPまとめ

  • MNPで電話番号を変えずに乗り換えができる
  • MNPにはワンストップ式とツーストップ式がある
  • MNP予約番号の取得は電話、オンライン、店舗でできる
  • 発行したMNP予約番号の有効期限は15日間
  • MNPでキャリアメールは引き継げない

今回の記事では、電話番号を変えずに乗り換えできる方法や注意点を解説しました。

MNPで乗り換える際は予約番号が不要なワンストップ式乗り換え前のキャリアで予約番号の発行が必要なツーストップ式があるので、現在使っているキャリアと乗り換え先のキャリアがワンストップ式に対応しているか確認したうえで、どちらの方法で手続きをするかを決めてください。

ツーストップ式で乗り換える場合は、事前にMNP予約番号の発行が必要なので各キャリアの電話、オンライン、店舗のいずれかで準備が必要です。

オンラインですと各キャリアのサイトにログインして予約番号を発行するだけなので数分で完了するのでおすすめです。

また、ツーストップ式でMNPを利用する場合は、MNP予約番号に有効期限があるので注意が必要です。発行してから15日間で期限が切れてしまうので、発行したら早めに乗り換え先で手続きをしてください。

MNPは電話番号を引き継ぐシステムなので、キャリアメールは引き継ぐことができません。
どうしてもキャリアメールを引き継ぎたい場合は、キャリアに月額料金を支払うことで継続して使用することができきます。

MNPの乗り換え手続きは意外と簡単にできますが、オンラインでの手続きが苦手な方や、携帯操作が苦手な方は不安になりますよね。
そんな方は店舗で手続きをすると直接画面を見ながら対応してくれるので失敗する心配がないのでおすすめです。

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